いろんな人をこれまでみさせて頂いてきて、歴もある程度長くなってきたので
最初に持っていた印象と、その人が実際にどういう結果になったのか、の結果。
そういったデータが自分の中でも積み重なってきました。
前までは漠然と「この人は上手くいきそう」って思って、まあ大抵の場合上手くいくんですが、それを言語化しろって言われるとなかなか難しかったりした。
けど、最近になってそれも自分の中で言語化できてきたのでシェアしておきます。
簡単に言います。上手くいく人の共通点は、
「問題に対しての取り掛かり、処理スピードがはやい」に限ります。
現時点だけ、そのポイントだけを見れば、
それまで人生生きてきた色々な経験がそれぞれ違うので、ビジネスとしては”使える経験、使えない経験”あります。
その時点だけを見れば、顔がいい人の方がいいだろうし、営業の経験がある人の方がビジネスとしては上に立っていると思われます。
だけどね、僕らのやってくWEBマーケティングは終わりがありません。
ずーっと研究して、続けていくものです。
お金が稼げたから終わるってものでもない。
だから、一時的なポイントだけをみて「その人がうまくいくかどうか」なんてのは判断ができないんですよね。
だけど今日の本題のこれ。
「問題への取り掛かりスピード」
これがはやい人は、間違いなく今後成長します。成果を出します。逆に、
今の時点では顔も良し、経験値も豊富、そして営業経験も豊富、だったとしてもこの問題への取り掛かりが遅い人は、今後成果を出すことはないです。
これまでは行動が早い人、とか、違う言い方をされてきましたけど、
何か問題が見つかった時に、それを一気に処理して解決に持っていこうとする人。
これが僕の思う一番成果を出す人です。
これは、取り掛かりが早ければいいってだけじゃない。
問題を解決するためには、自分にはどういう選択肢があるのかをまず洗いざらい出せること。そしてそれを一気に取り掛かって処理していけること。
例えば広告とか、数値が取れない。みたいな抽象的な問題しかわかりません。
目の前に問題を用意されれば解ける人は多いですが、その問題を見つけることを僕らWEBマーケターはしなければいけません。
だから、広告の数値が悪い原因として考えられるものは・・・・
①まず全体の数値を羅列して問題の可能性が高いものを洗い出す
②その上で問題点がクリエイティブにあるのかLPにあるのか、洗い出す
③そしてその問題への対処の可能性を一気に導き出す
④あとはガンガンやる
⑤...
みたいな思考回路を一瞬で回して行動に移していくんです。
結果の出ない人って、やっぱりその問題点の見つけ方が下手だし、
問題への取り掛かりも死ぬほど遅い。
ビジネスマンとして活動をしてくのなら、自分の問題は何か?なんてことは自分で見つけないとだめ。目の前に問題を用意されるのを待っているようじゃ、到底目指しているような世界にはいけませんよ。
というより、問題を問題と認識できることができれば、その問題の9割は解決できます。
問題を問題と認識できることも、同じく大事ですね。
結局、ビジネスのスキルとか知識とかって、こういった思考回路の上に乗ってくるものなので、下地がない人にはどんなに最高な知識は学ぶ環境があっても意味がないです。
最低でも頭を使おうとしないと、ね。